リフォーム・リノベーション・不動産売買｜愛知県名古屋市

いつが最適な時期？

キッチンやバス・トイレ・洗面所などの水回りは、清潔な状態を維持したい場所です。水回りのちょっとしたサインを見逃さずに、早めのリフォームを検討することで、お住まいの寿命を延ばすことができますし、リフォームにかかる費用を抑えることが可能です。こちらでは、場所別にリフォームのタイミングを解説していきます。

キッチン

家族の口に入るものを作る場所であるキッチンは、できるだけきれいにしておきたい場所です。きれいに使うことを心掛けていても、経年劣化を止めることはできません。わかりやすいリフォーム時期の目安は、耐用年数です。キッチンの耐用年数は10～20年といわれています。ただし、耐用年数を過ぎる前に水漏れや排水などのトラブルが発生した場合には、リフォームを検討しましょう。

トイレ

トイレはタンクが約10年、配管などは約20年が寿命の目安といわれています。ただし、20年前のトイレと現在のトイレでは使用する水の量が異なります。最新式のトイレには、節水や節電効果のあるタイプがあるため、古いものを使い続けるよりもお得になる場合があります。また、トイレの不調でよくあるのは、レバーの不具合と水の流れが悪くなることです。こうしたトラブルが頻発する場合には、早めにリフォームを検討した方がよいでしょう。

バス（お風呂）

バス（お風呂）のリフォーム時期は、約15～20年が目安です。お風呂は水に触れている時間が長いため、特に劣化や腐食が進みやすい場所です。見た目がきれいでも、内部が腐食している可能性があります。カビやサビが目立つようになったり、排水口からニオイがするようになったりした場合には、できるだけ早く業者に依頼することをおすすめします。

洗面所

洗面所のリフォーム時期は、約15～20年が目安となっています。手洗いボウルのひび割れや水漏れが発生している場合には、早めに交換しましょう。また、家族構成やライフスタイルの変化により、狭い洗面台だと不便を感じることがあるかもしれません。広い洗面台に変えたい場合には、リフォームを業者に依頼しましょう。

水回りリフォームをご検討中の方は、名古屋市にある大和建設にご相談ください。キッチンやトイレ・バス・洗面所のリフォーム・リノベーションに対応しています。お客様のライフスタイルや想いをお伺いし、最適なプランをご提案させていただきます。今のお住まいに関するお悩みや理想、想いをぜひお聞かせください。

場所別の費用相場

最初に、水回り全面をフルリフォームする際の費用相場を見ていきましょう。

施工内容	費用相場
キッチンの全体交換	50～150万円
浴室全体の交換	50～150万円
トイレの全体交換	15～50万円
洗面台/洗面所の全体交換	10～50万円

設備のグレードによって、費用に幅はあります。最大で400万円必要になるということを頭に入れておきましょう。以下では、各場所別の費用相場を解説していきます。

キッチン

施工内容	費用相場
システムキッチンの全体交換	50～100万円
壁付けキッチンを対面式に交換	55～200万円
キッチン交換＆場所の移動	100～200万円
解体・撤去	10万円程度

キッチンは、水回りの中でも特にリフォーム費用の差が出やすい場所です。その理由は、キッチンを対面式にしたり、ハイグレードなものを選んだり、オプションの有無で費用が変動するためです。高級システムキッチンに交換する場合、配管・内装工事をする場合には、総費用が200万円以上となる場合があります。ガスコンロの変更や蛇口・流し台の変更などであれば、30万円程度でリフォームが可能です。

トイレ

施工内容	費用相場
洋式トイレの交換	15～50万円
和式から洋式への交換	15～60万円
ウォシュレットの設置	10～15万円
便座の交換	5万円程度
手すりの設置	3～10万円

トイレのリフォームでは、便器の交換やウォシュレットの設置といった工事も人気があります。リフォームの費用は、便器の種類や便座、リフォームの範囲によって変動します。人気のタンクレストイレは20万円台から設置可能です。ただし、機能性を重視したい場合には30万円程度することもあります。トイレの増設や移動を行う場合には、配管工事や電気配線工事、内装工事などが必要になり、費用は40～50万円程度必要になります。

バス（お風呂）

施工内容	費用相場
ユニットバス全体交換	50〜150万円
在来浴室の全体交換	50〜200万円
在来浴室をユニットバスへ変更	65〜150万円
浴室の交換＆位置を移動	75〜200万円

浴室は、キッチンの次に費用の差が出やすい場所です。最も高額になりやすいのが、在来浴室をユニットバスに変える工事です。乾燥器や手すりを付ける場合には、50万円以下でのリフォームが可能です。バリアフリー化を目的としたリフォームであれば、補助金が出ることもあるので、バリアフリーリフォームをご検討中の方は、一度補助金制度について調べてみましょう。

洗面所

施工内容	費用相場
洗面台の交換	10〜50万円
洗面・脱衣所全体の交換	20〜50万円
洗面所の交換＆位置を移動	20〜50万円

洗面所の全面リフォームは、20～50万円程度でおさまることが多いです。洗面台にはスタンダードグレードのほか、ミドルグレード、ハイグレードと、様々な商品があります。ハイグレードなものほど高額になるものの、機能性・デザイン性が高いのが魅力です。また、収納棚の変更やシャワーヘッドの設置は、数万円程度で行うことができます。

業者を選ぶ際のポイントとは？

業者を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

事業者団体に加盟しているか

消費者が安心してリフォーム業者を選べるように、平成26年より国交省により「住宅リフォーム事業者団体登録制度」がスタートしました。この団体に登録できるのは、財務状況や保険加入などの条件をクリアしている業者のみです。

実績が豊富かどうか

水回りリフォームは、水回りに関する専門的な知識と技術を持った専門業者に依頼することが大切です。どんな実績があるのか、ホームページなどで確認しましょう。

リフォーム業者の得意分野と自分の目的が合致するか

例えば、トイレをリフォームするとき、機能性を重視するか、予算を抑えたいのか、ご家庭によって目的は異なります。リフォーム業者には、それぞれ特色や得意分野がありますので、デザイン・コスト・プランニングなど、自分が求めているポイントと業者の得意分野がマッチするかどうかを確認しましょう。

近隣の業者であるか

リフォーム工事は、打ち合わせから契約、工事完了まで、それなりの時間がかかります。リフォーム業者とは、アフターサービスを含めて長く付き合っていくことになります。不具合が発生したいとき、すぐに駆け付けてもらえるかどうかも重要な要素となります。

アフターサービス・保証制度があるか

キッチンや洗面台など、商品自体の不具合はメーカーの保証があります。ただし、リフォーム工事の不具合はリフォーム業者の保証が必要となりますので、しっかりと確認しておきましょう。アフターサービスが充実している業者であれば、何か困ったことがあった際に対応してくれます。

場所別の注意点

こちらでは、場所別に、リフォームの注意点をご紹介いたします。

キッチン

キッチンのリフォームでは、対面キッチンやL字キッチンへの変更を希望する方が多いものの、「スペースが足りない」「以前より窮屈になった」というトラブルが発生します。今までのキッチンと違う形にする場合は、調理スペースなどのバランスに気を配り、今までより狭くならないようにしましょう。

また、キッチンの向きや位置の移動は、排水溝や排気口の位置によりできない場合がありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

トイレ

トイレのリフォームで気をつけたいのは、トイレの広さです。大きめの便座を設置したり、手すりを設置したりすることで、トイレの空間が狭くなってしまうケースがあります。

また、マンションなど集合住宅の場合、「合流式」や「分流式」など排水方式が決まっているため、選べるトイレも限られます。マンションの管理規約により、リフォーム工事ができない場合もありますので、ご注意ください。

バス（お風呂）

お風呂と脱衣所の温度差が原因となり、心臓や血管に負担がかかる「ヒートショック現象」が発生することがあります。浴室暖房や脱衣所の暖房を設置するなど、対策を考える必要があります。

洗面所

収納棚の容量が利用者の数に適しているか、十分な収納スペースを確保しているかを考えずにいると、せっかくおしゃれな洗面台を設置しても、洗面台の周りが混雑する可能性があります。さらに、洗面台の高さも使う方の平均に合わせて設置することが大切です。